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堆肥(たいひ) 落ち葉や木の皮、草、藁、野菜くず、畜糞等を混ぜて熟成させた有機質の肥料。効き目がゆっくりとして長持ちするので、元肥として利用される。
他家受粉(たかじゅふん) 同じ属で違う品種の植物或いは同じ品種の違う個体の花粉が雌しべの柱頭につくこと。他家受粉は虫媒や風媒による。
多量元素(たりょうげんそ) 植物の成長に必要な16要素のうち、割と多量に必要とする窒素、リン酸、カリ、カルシウム、マグネシウム、鉄、硫黄、酸素、炭素、水素の10要素を多量元素という。詳細は家庭菜園のノウハウのページの肥料の項を参照。(c.f.微量元素、肥料の5要素)
単粒(たんりゅう)構造 土の粒がくっつき合わないで、ばらばらになっている構造。土に粘り気があり、通気性、保水性、排水性が悪いので、作物の生育には好ましくない。
団粒(だんりゅう)構造 土の粒がくっつき合って小さな固まりを作り、それが更にくっついて大きな固まりを作っている土の構造。通気性、保水性、排水性が良いため、植物の栽培に適する。

遅効性(ちこうせい)肥料 与えて直ぐは効果が現れないが、微生物等によって分解されて、徐々に効き目をあらわす肥料。有機肥料(堆肥、鶏糞等)や有機質の配合肥料等。(c.f.速効性肥料、緩効性肥料)
千鳥植え(ちどりうえ) 2条以上作付ける場合に、次の列は最初の列の株と株の中間の位置に植え付けること。横からみた時には、1列おきに交互に植えられているように見える。千鳥植えにすることで、隣の列の株との距離を保つことができるので日当たりや風通しが良くなる。
地這い栽培 つる性の作物を支柱を当てないで地面に這わせて栽培する方法。地面には病気や雑草を防ぐ為に、敷き藁等のマルチングをすると良い。きゅうり、かぼちゃ、スイカ、メロン等ウリ化の作物が多い。
中耕(ちゅうこう) 作物の生育過程では雨とその後の乾燥が繰り返されることにより、土の表面が固く絞まってしまうことがある。この表面の土を柔らかく砕き、通気性、透水性を高める作業のこと。これにより根の発育が促がされる。また、中耕は雑草の除去も兼ねている。通常、中耕と土寄せは対で行う。
抽苔(ちゅうだい) とうだちを参照。
虫媒花(ちゅうばいか) 花粉がミツバチ等の虫によって運ばれて受粉する花。アブラナ科の大根、白菜、小松菜等がその代表。(c.f.風媒花)
鎮圧(ちんあつ) 種を蒔いて土かけした後、その上を手足や専用の道具を使って強く抑えつけること。これにより土の表面からの水分の蒸発を防止し、発芽を揃える効果がある。

追肥(ついひ) 植物が生長する過程で、追加で与える肥料のこと。通常、種蒔きや定植前に元肥を施すが、これだけでは成長に必要な養分を補えない時に、一定期間を置いて何回かに分けて施す。速効性の化成肥料や液肥を与えることが多い。(c.f.元肥)
土の3相(つちのさんそう) 気相、液相、固相。詳細は各用語の項を参照。
土寄せ(つちよせ) 植物が成長する過程で大きくなるに従って、倒伏や根菜の露出等を防ぐ目的で根元に土を寄せること。また、土寄せには、地際部分の茎を土で覆うことにより新しい不定根の発生を促す効果もあります。ニンジンやじゃがいも、里芋等のイモ類では露出を防止する為に、ねぎは白い部分を長くする為に土寄せします。
蔓ボケ(つるぼけ) 窒素肥料が効き過ぎて葉ばかりが青々と生育し、実が成らない現象をいう。

摘果(てきか) ひとつの枝や花房にたくさんの実がなると、栄養素が分散され大きな実をつけることが難しい。そこで、適当な数だけ残して残りを摘み取ることを摘果という。トマトや柿等の果樹他で行う。
定植(ていしょく) ポットや苗床で育てた植物の本葉が5〜6枚くらいになった頃、最終的に栽培する場所に植え付けること。根鉢を損なわないよう、細心の注意をして植え付ける。
摘心(てきしん) 植物の茎の生長点を摘み取ること。伸び過ぎた蔓や茎の成長を止める場合や摘心をすることでわき芽の成長や開花、結実を促進する等、収穫を増やす目的で行われることが多い。キュウリやメロン、スイカ等の瓜類や、トマト、モロヘイヤ等で行う。
天地返し(てんちがえし) 大寒の頃に畑を最低30cmは掘り起こし、地下部分となっていた下層の土を地表に出してやること。この目的は、寒さで地中の病原菌・害虫や雑草の宿根を退治すること、肥料の偏りを無くすこと、掘り返すことで土を柔らかくし、通気性・排水性を高めること等である。
点蒔き(てんまき) 蒔き床に一定間隔の穴をあけ、そこに3〜6粒ずつ種を蒔く方法。豆類やとうもろこし等大きな種を蒔く時に適する。(c.f.筋蒔き、ばら蒔き)

とう立ち(とうだち) 温度や日照の長さによって花を付けた茎が伸びだすこと。とう立ちすることで野菜は味が落ちて固くなり、収穫ができなくなるものが多い。一方では、菜の花やサイシンのようにとう立ちした部分を食べる野菜もある。詳細は家庭菜園のノウハウのページの温度との関係の項を参照。
徒長(とちょう) 植物がひょろひょろと軟弱に伸びる様子。苗同士が込み合っていたり、光が弱かったりする場合に徒長する。間引きは徒長を防止する代表的な農作業。
トマトトーン トマトやナス、メロンの着果・肥大・熟期を促す植物ホルモン。水に薄めて、霧吹きなどで花に吹きかける。
トンネル栽培(さいばい) 畝に竹や鉄線等をアーチ状に差し込んで、その上にビニールやポリエチレンのフィルムをトンネル状にかぶせて植物を育成する方法。晩秋から初冬の降霜や冬から早春にかけての寒さを防止し、作物の成長を促進する目的で行われる。また、病気や虫害を防止することにも役立つ。昼間は温度が上がり過ぎて中が蒸さることがあるので、裾を捲くり上げる等、換気に注意する。
止肥(とめごえ) 一番最後の追肥のこと。これ以降は肥料を与えない。

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