菜園雑記帳

ホームページ農作業記録農作業計画栽培計画栽培日誌栽培地図菜園ノウハウ菜園雑記帳菜園道具野菜の花菜園の虫菜園の雑草過去の菜園記録菜園支出簿
栽培総括表菜園豆知識菜園Q&A野菜百科野菜の発芽
ここではノウハウとはいえない迄も、家庭菜園をやっていて気づいたことや感じたこと、その他色々なことを載せることにしています。参考にならないこともあるかもしれませんが、何でも気ままに書いていきたいと思います。
     
肥料は鶏糞にかぎる!

種の自家採取が容易な野菜

私にとっての家庭菜園の効能
野菜作りの愉しみ

間引代わりに移植できる野菜

おいしい新鮮野菜の見分け方
野菜作りの苦労や心配事

「君は採る人、僕は作る人」

     
●肥料は鶏糞にかぎる!
私が小さい頃は、どこのうちでも畑の隅に人糞を発酵させる甕があって、そこから柄杓で汲んでは野菜の畝に肥料として施していた記憶がありますが、同時に牛馬や鶏等の家畜の糞も肥料として利用していました。私の家では鶏を飼っていたこともあり、人糞のほかに鶏糞を肥料として利用していました。そのうち人糞は病原菌等の問題でだんだんと使われなくなりましたが、鶏糞は使い続けていました。
特に、小学校の中学年ぐらいからは実家が養鶏業を生業として本格的に始めた(1万羽ぐらいいた)こともあって、鶏糞は売ることもやっていました。私も鶏糞の取り出しや乾燥、袋詰めを良く手伝わさせられましたが、臭いやら、汚いやらで大変嫌だった記憶があります。
でも、天日で良く乾燥させただけの鶏糞は、肥料としての成分も豊かで野菜からすれば非常に良い肥料となるのです。特にハウス栽培をやっている農家の人はそのことを良く知っていて、鶏糞が飛ぶように売れたのを記憶しています。近年ホームセンターで売っている鶏糞は天日で乾燥させたものではなく、重油等を炊いて強制乾燥させた上、発酵させたもので、その分肥料としての成分も低いように思います。
このように小さい時から鶏糞に慣れてその良さを知っているので、自分で栽培する野菜には鶏糞が一番良いと思っています。ホームセンターには牛糞等も売っていますが、慣れていないせいか、なんとなく汚い感じがして使う気にはなれません。
また、牛糞は効き目が遅いので元肥に適していますが、鶏糞は有機肥料の中では比較的即効性もあり、元肥ばかりでなく、使い方によっては追肥としても利用できるので便利です。有機栽培に拘り、即効性のある化成肥料を一切使わないという人にはもってこいではないでしょうか。
 
このページの先頭へ
●野菜作りの愉しみ
◆栽培している野菜が生長していく様を見ることそのもの(育てる喜び)。
◆新鮮な野菜を取ったその場ででも食べられること。
◆収穫することの喜び(達成感がある)。
◆自分で栽培したものを食べる愉しみ(格別のおいしさがある)。
◆青空の下で自然の緑に囲まれることで気分が爽快になると共に、心が癒されること。
◆世間のしがらみも嫌なことも何もかも忘れて没頭できること。
◆計画を立てて次は何を植えようかどのように育てようか等、あれこれと考えること。
◆ご近所におすそ分けして喜んでもらえること。また、そこからお付き合いの輪が広がっていくこと。
◆本年度(2003年)からはホームページを公開しているので、皆さんに野菜の様子をお知らせすること。また、掲示板やメールを通じて友達の輪が広がること。
◆手間を掛ければ、掛けただけの野菜の反響なり成果があること。
 
このページの先頭へ
●野菜作りの苦労や心配事
◆特に梅雨の時期は雑草が多く、毎週草むしりをしなくてはならないこと。
◆スコップ1本で60坪からある広い土地を耕すこと。
◆害虫対策。なかでも大量に発生するアブラムシの退治(手でつぶすことにしているので手間が大変)。
◆野菜が病気にかかったき。
◆夏場は薮蚊等の虫が多くて刺されること。
◆暑い盛りまたは寒い中での農作業。
◆真夏に潅水の為の水を畑に運ぶこと(家と畑を何回も往復しなければならない)。
◆台風の被害に遭うこと。特に収穫間近の時は尚更です。
◆天候不順(冷夏や熱暑、長雨等)
◆細かくて量がたくさんある野菜(エンドウ、インゲン等の豆類、小松菜等の小物葉菜類)の収穫は時間が掛かること。
 
このページの先頭へ
●種の自家採取が容易な野菜
最近はF1といって一代交配された雑種の種(小松菜、かぼちゃ、だいこん等)やホルモン処理された実(トマト等)があり、収穫した種は品質や性質が一定しなかったり、種そのものができない野菜もありますが、たいていの野菜は種が自家採取できるのです。私もできる限りは実施していますが、皆さんも挑戦してみてはいかがでしょうか。ご参考迄に種の採取が容易な野菜と私なりのやり方を以下にご紹介します。

種  類

採種時期

採取
経験

私なりの種の採取と保存の仕方

小松菜 5〜6月 とう立ちしたものを残しておいて実が熟する迄畑に置き、莢がはじけ始めたら莢ごと収穫し良く乾燥させる。種は密閉の効くガラス瓶等の容器に入れて、冷暗所で保存する。
白菜 5〜6月

玉が巻かなかったものを残しておき、実が熟して莢がはじけ始めたら莢ごと採取し、良く乾燥させる。種は密閉の効くガラス瓶等の容器に入れて、冷暗所で保存する。
だいこん 5〜6月

食べ残したものをそのまま畑に残して置き、実が熟して莢がはじけ始めたら莢ごと採取し良く乾燥させる。種は密閉の効くガラス瓶等の容器に入れて、冷暗所で保存する。
水菜 5〜6月

食べ残して、とうが立った株をそのまま畑に残して置き、実が熟して莢がはじけ始めたら莢ごと採取し良く乾燥させる。種はビニール袋入れて、冷暗所で保存する。
山東菜 5〜6月

食べ残して、とうが立った株をそのまま畑に残して置き、実が熟して莢がはじけ始めたら莢ごと採取し良く乾燥させる。種はビニール袋に入れて、冷暗所で保存する。
にんにく 5〜6月 収穫したもののうち、大きくて品質のよさそうなものを選んで残し、雨のかからない風通しのよい軒先などに吊るして保存する。軒先などがない場合は紙袋など通気性のよい入れ物に入れて冷暗所で保存する。
ソラマメ 6月 若いうちに収穫しないで株が莢が完熟し黒く変色し、また株が完全に枯れるまで畑に放置しておく。株が枯れたところで莢を収穫し、更に軒先など雨の当らない涼しくて風通しの良いところで種を完全に乾燥させてから、冷暗所で保存する。
わけぎ 6月

とう立ちしたものを残しておいて、茎が完全に枯れてから肥大した子球(玉)を収穫。子球は直接日の当たらない、涼しい乾燥した場所で保存する。
青ねぎ 6月

莢がはじけ始めた葱坊主を摘み取り、良く乾燥させて中の種を採取。種は密閉の効くガラス瓶等の容器に入れて、冷暗所で保存する。
春菊 6月

頭花が枯れて中の実が良く熟して乾燥してから、頭花を摘んで種を採取。その後家の中に放置してよく乾燥させた後、種を密閉の効くガラス瓶等の容器に入れて、冷暗所で保存する。
らっきょう 6月 株がかれるまで畑においておき、枯れたところで玉を収穫する。この際に大きくて良さそうな玉を選んで種として保存する。
インゲン豆 7月 最初から株を特定して全く収穫せず残しておき、莢が枯れてはじけ始めたら採取。莢は家の中にひと月ほど放置してよく乾燥させた後、莢を剥いて中の種を取り出し、種は密閉の効くガラス瓶等の容器に入れて、冷暗所で保存する。
じゃがいも 6月

食べ残して春先に芽がでたものを種芋とする。ただし、今迄の経験でいうと、2〜3年も続けると病気が発生しやすくなるので、1年おきに市販の種を買ったらどうでしょうか。
きゅうり 7〜8月

採り忘れて大きくなり過ぎたものを残して、実が良く熟し黄変したらつぶして種を取り出して水でよく洗い、その後良く乾燥させる。乾燥が完了後は種は密閉の効くガラス瓶等の容器に入れて、冷暗所で保存する。
みつば 8月 実が熟して乾燥する迄生らせておいて株全体が枯れ始めたら収穫。採取後の種は密閉の効くガラス瓶等の容器に入れて、冷暗所で保存する。
ゴーヤ 8月〜9月 これはと思う大きくて良さそうな実を収穫しないでそのまま完熟するまで生らせておき赤くなって更に実が割れて中から赤い実が見えるようになるまで蔓に生らせておいて、実が割れたところで中から赤い種を取り出して良く洗い、それをひと月ほど家の中で放置してよく乾燥させた後、ガラスの薬瓶に入れて翌年まで冷暗所で保存する。
地這きゅうり 8〜9月

採り忘れて大きくなり過ぎたものを残して、実が良く熟し黄変したらつぶして種を取り出して水で洗い、良く乾燥させる。乾燥させた後の種は密閉の効くガラス瓶等の容器に入れて、冷暗所で保存する。
ささげ 8〜9月

採り忘れて大きくなり過ぎたものを残しておき、莢が枯れてはじけ始めたら採取。種は密閉の効くガラス瓶等の容器に入れて、冷暗所で保存する。
千石豆(フジマメ) 8〜9月 採り忘れて大きくなり過ぎたものを残しておき、莢が枯れて来たら採取。莢ごと更に1か月ほど部屋の中で常温で完全に乾燥させる。その後種を殻から取り出して密閉の効くガラス瓶等の容器に入れて、冷暗所で保存する。
とうもろこし 8〜9月

良く熟して実が乾燥して縮み始める迄生らせておいて収穫し、軸に種をつけたまま丸ごと涼しいところに吊るして乾燥し、軸ごと保存。
ポップコーン 8〜9月

良く熟して実が硬く締まるなる迄生らせておいて収穫し、軸に種をつけたまま丸ごと涼しいところに吊るして乾燥し、軸ごと保存。
千石豆(フジマメ) 8〜9月 採り忘れて莢が硬くなった物をそのまま種が完熟するまで生らせておいて、莢が乾燥してくるまで放置してよく乾燥したところで収穫する。家に持ち帰ってからもひと月ほど家の中で放置して更によく乾燥させた後に莢を向いて種を取り出し、ガラスの薬瓶に入れて翌年まで冷暗所で保存する。
ミニトマト 8〜10月

良く熟した実をつぶして中の種を取り出して乾燥させる。特別に採取しなくても、株が枯れる迄ほかって置くと、実が落ちて翌年自生する。
食用ほおずき 8〜10月

ほおずきの実を覆う袋状の皮が茶色く変色するまで生らせておき、変色して完熟したところで皮を破いて中の実を取り出し完熟した種を取り出す。取り出した種はよく乾燥させた後、ガラス瓶などに入れて冷暗所で保存する。
注)食用ほおずきは生命力が強く、こぼれ種からでもたくさん発芽する。
にら 9〜10月

枯れた花を生らせて置いて、良く乾燥して莢がはじけ始めたら採取する。種は密閉の効くガラス瓶等の容器に入れて、冷暗所で保存する。
オクラ 9〜10月

取り忘れて大きくなったものを残しておき、莢が良く乾燥し、割れ始めたら莢ごと採取。そのまま良く乾燥した冷暗所に置く。
モロヘイヤ 9〜10月

莢が乾燥してはじけ始めたら採取する。種は密閉できるガラス瓶等に乾燥剤を入れて保存する。
アスパラガス 10月 アスパラガスの実が赤く色づいて完熟したらその実を収穫する。赤い殻を破って中から黒い種を取り出し、水でよく洗ってから日陰で数週間良く乾燥させる。その後、密閉の効くガラス瓶等の容器に入れて、冷暗所で保存する。
しそ 10月 特別に採取しなくても株が枯れる迄ほかって置くと、実が落ちて翌年自生する。
青じそ 10月 特別に採取しなくても株が枯れる迄ほかって置くと、実が落ちて翌年自生する。
枝豆(大豆) 10〜11月 株を抜いてから畑で2〜3週間かけて良く乾燥しさせ、莢がはじけ始めたら莢ごと採取し中からよく乾燥した種を採取。密閉の効くガラス瓶等の容器に入れて、冷暗所で保存する。
唐辛子 10〜11月 よく完熟いた赤い莢を摘んでビニールネットなどに入れて軒先等につるして更によく乾燥させたのち、ガラス瓶など密封できる容器に入れて冷暗所で保存する。
里芋 11月〜12月

食べ残しの芋を翌春に種芋にしても良い。
晩秋に収穫した後、簡易式野の室(むろ)をつくりそこに保存する。春先(2月末頃)にそれを掘り起こし、種芋とする。
室の作り方は以下のとおり。
畑の一部に1mぐらいの深さの穴を掘って、そこに良く乾燥した藁(ない時は草や野菜の残渣でも良い)をいれ、その上に子芋を親芋から離さないままで、茎のほうを下向きにして保存し、その上から更に藁を詰め、最後にビニールシートで雨除けの覆いをする
ヤーコン 11月〜12月

111月に株が枯れてきたころにヤーコンイモを収穫するが、その際にヤーコンイモが付いている基部のところにある赤紫色の塊(これが種イモ)を一緒に収穫し、冬の間は畑に穴を掘ってそこに、種イモの上部を下向きにして入れ、その上から野菜の残渣や稲わらなどを使って保温し、その上にビニールシートで雨除けの覆いをかけ、さらに土を被せて春先(3月中下旬)まで保存する(簡易室(むろ)での越冬保存)。春先に掘り出して暖かい日差しの当る家の部屋の中で芽出しをしながら植え付けまで更に保存する。
落花生 11月 11月に株が黄色くなってきたころに収穫し、畑に2〜3週間ぐらいおいてよく乾燥させたあと、大きくて形が良さそうなものを選んで冷暗所で保存する。
山芋 11月 11月になって蔓が枯れたころに地中の芋を掘りだすが、その掘りだした芋の中で、芋の先端のほうに芽が付いているものを選んで種イモとして保存する。保存は冷暗所で密封容器を使わず、紙袋に入れて芋が呼吸できる状態で保存する。
はすがら 12月 冬場は里芋のように掘り上げないで上に土をかぶせて、その上から藁や枯草等で保温の覆いをし、そのまま畑に残しておく。
 
このページの先頭へ
●間引き代わりに移植できる野菜
野菜の間引きをする時に、ついもったいない気がして、どうしても控えめにしてしまうという経験はありませんか。そんな方にお勧めなのがこの方法です。
点まきで1箇所に3〜4粒ぐらいの種を蒔く時、或いは条蒔きで種をばら撒きにする時に、めくらめっぽうに蒔くのでなく、移植を前提として、後で移植ごてが入れ易いように、種の間隔をある程度あけて蒔いておくのです。なお、移植は野菜に事前に潅水して土を落ち着かせた後、涼しい日の夕方か小雨の日、或いは翌日が雨になる予報が出ている日に行います。移植後には水をたっぷりやると共に、草等を利用して直射日光を避ける衝立をしてやると尚更良いでしょう。枯れて元々というつもりで、本来なら移植しないような野菜迄どんどん移植しちゃいましょう。結構、根付くものですよ。ただし、移植の時は根付きを良くするために十分に潅水して下さい。
ちなみに、以下に私が過去にそうした経験のある野菜をご紹介します。ほかにもまだこの方法が取れる野菜があるのではないでしょうか。ぜひ一度挑戦して見て下さい。
根菜類:だいこん、ごぼう
葉菜類:白菜、壬生菜、青梗菜、水菜、菊菜、ブロッコリー
果菜類:オクラ、地這きゅうり
豆類:インゲン豆、枝豆
 
このページの先頭へ
●「君は採る人、僕は作る人」
なんだか昔、ラーメンのコマーシャルにあった「あなた作る人、私食べる人」みたいですが、こちらは野菜栽培に関する、我が家の役割分担の話です。
我が家では畑を耕して、種を蒔き、それを大きく育てて収穫できる迄にする一連の農作業は全て私が行います。妻は野菜作りには興味がないようで、栽培に関する農作業は一切行いません。そもそもの始まりが、私が野菜作りをやりたいといって始めた家庭菜園ですから、栽培することには楽しみを覚えこそすれ苦になることはないから良いのですが、「たまには一緒にやってくれてもよさそうなものじゃないか!」と思うのは私ばかりでしょうか。何事につけ一人より一緒にやったほうが楽しいって事もありますから。
では、妻は何をやるかというと野菜の収穫をしてくれます。平日は会社勤めで遠方迄出る私には、毎日の収穫作業は無理な話ですから、私に代わって年中収穫してくれる妻にはすごく感謝している次第です。というのは、細かくて量がある野菜は収穫に手間と時間がかかるし、特に夏場はほとんど毎日、太陽の照りつける暑い中で藪蚊等の虫に刺されながら収穫する必要があり、収穫も楽そうに見えて結構ハードな作業だからです。
また、収穫した野菜は当然というか当たり前に、妻が調理してくれます。家庭菜園をやっていると、ある野菜の最盛期にはどうしてもその野菜ばかりを食べなくてはいけないということが儘ありますが、妻は色々と工夫し様々な調理法で飽きさせないように考えてくれています。感謝!感謝!です。私も自分の作った野菜ですから、おいしく頂いています。
 
このページの先頭へ
●私にとっての家庭菜園の効能
1.天候に敏感になる。
野菜作りの大きな要素のひとつに天候があげられます。そのため以前はそれほど気にしなかった天候がよく気になるようになりました。
ただ、人間というのは勝手なものです。雨が降らなくて野菜が元気をなくせば雨が降ってくれないかなあと思うが長雨が続くと逆に早く晴れてくれないかなと思います。でも、色々試練があってままならないからこそ、やり甲斐もあるというものです。
2.観察眼が鋭くなる。
何気なく見ていると気づかないことが良く見えるようになりました。野菜の生長の様子なんかも、特にホームページを公開し、そのためにデジカメで写真を撮るようになってから気がつくことが多くなりました。(例えば雄花と雌花がある野菜は必ず雄花のほうが先に咲く等)
3.「まめ」になったこと。
私は天性ずぼらで野菜作りの記録をとったり、深く研究したりするということがありませんでした。しかし、ホームページを公開するようになってからは、より正しい情報をお伝えしたいという気持ちから、良く勉強するようになったし、まがりなりにも毎週ホームページの更新ができています。面倒くさがり屋の私が自分でも「良くがんばっているな!」と感心しているほどです。こうして皆さんに見ていただけると共に、ホームページが残ることで記録にもなるので一石二鳥です。これからもがんばって更新しますので、継続して見にきて下さい。
4.生活にリズムとメリハリができる。
毎週、何らかの農作業をすることが求められるので、何もすることなく怠惰に週末を過ごすことがなくなり、生活に一定のパターンができました。農作業をするのが楽しみでハリがあるのです。正直言って、たまには休みたいと思うこともあります。でもやっぱり、他の事で忙しい時でも、たとえ土・日曜日の中のわずかな時間でも、畑の様子を見に行かないと気になってしまうようになりました。
「先週植えた苗はどうなったかな、枯れてはいないかな」とかいった感じです。特に、菜園を始められたばかりの方にはこの気持ち良く理解していただけるのではないでしょうか。
 
このページの先頭へ
●おいしい新鮮野菜の見分け方
野菜には種類によって、新鮮でおいしいものを見分けるコツがあります。ここでは、そんな新鮮野菜の見分け方をご紹介します。菜園を自分でやっている方にはあまり関係ないかもしれませんが、お店で野菜を買われる時の参考になればと思います。

野菜名

良質で新鮮な野菜の見分け方

白菜 葉や茎に黒い斑点がついているものは避け、しっかり葉が巻いているずっしり重いものが良い。緑色の外葉の付いているものが良い(古くなった外葉を剥いたものでない証拠)。
キャベツ 玉がしっかりと巻いていて持った時にずっしりと重いものが良い。緑色の外葉の付いているものが良い(古くなった外葉を剥いたものでない証拠)。
カリフラワー 外葉に張りがあって、蕾が固く締まっており、色は白からクリーム色で光沢のあるものが良い。花蕾に茶色のしみがあるのは古い証拠。持った時に、重量感のあるものが良質である。
ブロッコリー 鮮やかな緑色で、蕾が開いていない小ぶりのものがおいしい。色が紫になっているのは霜にあたったりしてアントシアンという色素ができたもので食べても問題はない。
にんにく 表面がしっかり乾燥していて、硬く締まったものが良い。
ねぎ・わけぎ 白い部分と緑の部分がはっきりしているものが良い。白ねぎは白い部分が硬くしまって手で押すと弾力のあるもの、葉ねぎは先の方迄緑色が鮮やかなものが良い。
たまねぎ 皮に光沢があり、堅くしまっているものが良い。芽が出ているものや根が伸びているものは避ける。
アスパラガス 緑色が濃く、太さが均一で穂先が締まったものが良い。
モロヘイヤ 葉が濃い緑色で、葉先や茎の切り口が変色していないものが新鮮です。
とうもろこし ヒゲがたくさんついていて褐色で、鮮やかな緑色の皮がついているものが新鮮です。また、皮をむいた時に、実がぎっしり揃っていて粒を指で押した時に弾力があり、ずっしり重いものが良い。皮をむく前の状態で見た時に先端が細いものは粒の入りが良くない。
小松菜 株が小ぶりで、軸の短いものがやわらかくておいしい。
だいこん 手に持ってずっしり重く、みずみずしいものが新鮮。表面の色が白くてつやがあり、堅くしまったス入りでないものがおいしい。
こかぶ 葉がピンとして、大きさの割りに重みがあり、みずみずしいものが新鮮。表面の色が白くてつやがあり、堅くしまったもので、ス入りでないものがおいしい。
にんじん 首の周りが緑色のものは避け、全体が鮮やかな朱色で、かたく締まっていてツヤがあり、表面がなめらかな大き過ぎないものが良い。大き過ぎるものは、ス入りの場合がある。茎を見てにんじんを選ぶ時は、切り口が小さく、色のきれいなものを選ぶ。茎が太いものは、根の芯も太いがこの部分は味が薄いからです。
ごぼう 太過ぎるものはす入りの場合がおおいので避ける。泥付きの物が良い。また、先端迄ピンとしっかりしているものが良い。
ほうれん草 葉が黄色く変色しかけているものは避け、緑色が濃くてやわらかく、張りのあるもので茎が太過ぎないものを選ぶ。また、根元がみずみずしく赤みが強い方が新鮮でおいしい。
ささげ 実の入り過ぎていない、莢が細めのものがおいしい。色が鮮やかでへたっていないものが新鮮。
なす 紫色が鮮やかで皮の表面に光沢があり、触った時に張りがあるものが新鮮です。また、ヘタの切り口が新しく、硬いとげが付いているのも新鮮な証拠です。
ピーマン ヘタのほうから先にいたむので、ヘタの切り口がみずみずしくて、はっきりしていると共に、全体につやと張りがあるものが新鮮。また、果肉の厚いもののほうがおいしい。
ししとう 匂いが強く、濃い緑色で小ぶりのやわらかいものがおいしい。表面につやがあり、へたが黒ずんでいないものが新鮮。
トマト 赤色が均一で皮に張りと光沢があり、中に空洞がなくて持った時にずっしりとした重量感のあるものが良い。また、ヘタの緑色が濃くしっかりとしたものが新鮮で良い。
きゅうり いぼが張っているものが新鮮。太さが均一で、手で押してみて弾力のあるみずみずしいものがおいしい。
オクラ 莢の緑色が鮮やかではりがあり、表面の短い繊毛がはっきりしているものが新鮮。古くなると黒い斑点が現れる。
すいか おいしいかどうかはひとさし指でたたいて音で見分けます。
・カンカンと響くような高い音→水分が多く、水っぽい
・ボテボテとした鈍い音→熟れ過ぎて中のタナが落ちている(スが入っている)
・ポンポンとした弾んだ音→食べごろで美味しい
さといも 見た目に良く太っていて、触った時に固いものが良い。洗ったものより湿った泥がついているものが良い。
さつまいも 色鮮やかで傷のないものを選ぶ。.適度な太さで実が固くしまったものが良い。また、収穫してすぐのものより2〜3ヶ月経過したもののほうが甘味が強い。
かぼちゃ 重くずっしりとしたものを選ぶと良い。西洋かぼちゃは緑色が濃く、しま模様のはっきりしているもの、日本かぼちゃは、へたの部分が盛り上がって、縦の溝が深いものもが良い。
レタス 葉の緑色が濃くて、たまを手で押した時に弾力がある物がおいしい。育ち過ぎのものは葉が硬くなると共に、苦味が増すのでおいしくない。また、根の切り口が渇いていないものが新鮮です。
サラダ菜 緑色が濃くて、葉は大きくて厚みのあるみずみずしいものを選ぶ。
セロリ 葉の緑色が鮮やかで茎が肉厚でつやのある、内側のくぼみが狭いものものがおいしい。また葉は緑色で香りの強いものを選ぶと良い。
みつば 香りが強く、葉が淡緑色で、茎が白いものがおいしい。茎の白い部分が黄色に変色しているものは時間がたっている。
しょうが 肉厚でみずみずしいものが良い。黄色や薄茶色になっているものは成長が進んで繊維質が多く歯ごたえが悪い。
みょうが 色が白からピンクで緑かかっていない、また、先の方がしっかりと閉じて花芽が良く締まっているものが良い。先が開いているのは先端から白い花びらが咲いた後の可能性がある。
パセリ 緑色が濃くて固く引き締まった感じのものが新鮮。葉が密集しているものを選ぶ。
えんどう豆 緑色が均一で、サヤに張りがあり、ガクがピンとしているものが新鮮でおいしい。絹さやの場合は、莢が平らで実が入り過ぎていないものを選ぶ。
春菊(菊菜) 葉先迄ピンとしてハリがあるものが新鮮。葉は緑色の濃いもので根元から密生しているもの、茎はあまり太くなく、指で折れるくらいのものが良い。

このページの先頭へ

 
 
 
 
inserted by FC2 system