(ま行)

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間引き(まびき) 野菜が大きくなるにつれ込み合ってくるが、そのままにしておくと競合して、徒長することになる。これを防止する為に成長に合わせて、成長の遅れているものや進み過ぎているもの、病虫害や変形しているもの等を抜き取って、苗と苗の間隔を葉が触れ合う程度に保つ作業を間引きという。間引きは本葉1〜2枚頃、3〜4枚頃、5〜6枚頃を目安として最終株間にするまでに数回に分けて行う。詳細は家庭菜園のノウハウのページの間引きの項を参照。
間引き剪定(まびきせんてい) 枝の付け根から切り取って間引くことで、残した枝の日当たりや風通しを良くする剪定の仕方。芽を一緒に切り取るので、その分、残った枝に養分を回すことができる。(c.f.切り戻し剪定)
マルチング 藁や雑草、ポリエチレンフィルム等を使って地表面を覆うことをマルチングという。マルチングの目的は、(1)地温を上げる。(2)乾燥を防ぐ。(3)雑草を防止する。(4)病気等の原因となる泥跳ねを防止する。(5)肥料の流出を防止する。(6)外虫を寄せ付けない等である。キュウリ、なす、ピーマン、里芋等広範囲の作物で夏の暑さに向かう頃に行われる。

実生苗(みしょうなえ) 実生は種から生えたの意。自根苗のことで、接木や挿し木、挿し芽に対する言葉。

無機質肥料(むきしつひりょう) 化学的に作られた無機化合物の肥料のこと。有機質肥料に比べて速効性があり、無臭で、必要な成分を必要なだけ与えるのに便利である。(c.f.有機質肥料)
室(むろ) 野菜等の栽培や保存の為に地下に掘った穴蔵のこと。室で栽培する代表野菜は「うど」で、イモ類や大根、白菜等の野菜は冬の間温度変化が少ない室に保存すると長持ちする。

芽かき(めかき) 葉の付け根や枝分かれした部分などから伸びる植物のわき芽を取り除く作業。これにより、栄養分は頂芽(先端部の芽)へ集中し、頂芽の生育が促進される。トマトはわき芽の発生が多く、この作業をしないと実の肥大が悪くなるので、全てのわき芽を摘んで頂芽のみを伸ばすようにする。また、ナスやピーマンなどでは主芽とわき芽2本の合計3本を伸ばして(3本仕立て)育成するとよい。
メリクロン Meristem(分裂組織)とClon(栄養系)の合成語でMericlonという。植物がその固体を増やすのにいくつかの方法があり、種子で増える方法もその1つであるが、ほかに分球・株分け・挿し木・接木などで増やす方法があり、これを栄養繁殖法という。これに対して、組織培養という方法がある。無菌状態で、植物の組織片を切り取り、養分やホルモンを添加し固めた寒天培地に置いて培養すると、植物体が再生され、元の組織片と同じものが複製(クローン)される。
植物の先端には生長点といって、細胞分裂を繰り返し行いどんどん増殖している部分がありここの細胞は、どんなウィルスに犯されている植物でもウィルスの感染していないことがわかっている。この性質を利用し、組織片の中でも生長点を植物から切り出し、培養によって出来た苗をメリクロンと呼んでいる。(c.f.ウィルスフリー)

木酢液(もくさくえき) 木炭を作る時に出る煙の中には水蒸気と、木材が熱によって分解された成分が含まれている。この煙を冷却し精製した液体が木酢液で、安全な殺菌・殺虫剤として利用できる。また、生長促進の効果もある。
元肥(もとごえ) 種蒔きや定植の前に施しておく肥料。長い期間に亘ってゆっくりと効き目が現れる肥料が向くので、主に堆肥や畜糞等の有機質肥料が使われる。

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