(か行)

ホームページ農作業記録農作業計画栽培計画栽培日誌栽培地図菜園ノウハウ菜園雑記帳菜園道具野菜の花菜園の虫
菜園の雑草過去の菜園記録菜園支出簿栽培総括表菜園豆知識菜園Q&A野菜百科野菜の発芽
戻る
このページの最後へ

化学肥料(かがくひりょう) 科学的に合成された肥料で、1種類だけの成分で出来ている。硫安、尿素、硫酸カリ、石灰等。
化成肥料(かせいひりょう) 科学的に合成された肥料で、2種類以上の成分で出来ている。混合成分が表示されているので、用途によって使い分ける。原料や製法により早く効く速効性と、ゆっくりと効く緩効性がある。
果菜(かさい)類 果実や種子等を食用にする野菜。トマト、ピーマン、なす、スイカ、メロン、とうもろこし等。
花菜(かさい)類 花や蕾を食用にする野菜。ブロッコリー、カリフラワー、サイシン、菜花、みょうが等。
活着(かっちゃく) 苗を畑に定植した後、根が活発に伸び出して、根付いた状態のことをいう。活着を早める為には、植え付け時に充分に潅水することが肝要です。
株間(かぶま) 野菜の株と株の間の距離。野菜の種類に応じて、適切な株間があり、これが小さ過ぎると日当たりや風通しが悪くなり、成長が阻害される。畝と垂直方向の株と株の距離をいい、これに対して畝と平方方向の株と株の距離を、条間(じょうかん)という。
株分け 花木や多年草等の株を分割すること。株が大きくなり過ぎると込み合って成長が悪くなるので、数年に一度は株分けして若返りを図る。にら等。
果房(かぼう) 実が房の様になったひと塊のこと。トマトで良く使う。
寒肥(かんごえ) 12〜2月の休眠期の庭木や果樹等に与える肥料。緩効性の化成肥料や有機質肥料を施す。春の芽出しや成長に効果がある。
緩効性(かんこうせい)肥料 分解が緩やかになるように加工された肥料。ゆっくりと分解してくるので、根やけが起こり難く、肥効が長く持続すので元肥に適している。有機質肥料、IB化成等。(c.f.速効性肥料、遅効性肥料)
間作(かんさく) すでに作物が作られている畝の間に、別の作物を栽培すること。土地利用率を高めるたり、収穫してからでは、後の作物の栽培の時期が遅れてしまうような場合や、共栄植物を一緒に植えることで病害虫を少なくしたり、前作を利用した後作の防風或いは病虫害などからの保護等、様々な目的で行われる。
潅水(かんすい) 野菜に水をやること。詳細は家庭菜園のノウハウのページの潅水の項を参照。
寒冷紗(かんれいしゃ) 合成繊維等で作った細かい網目の覆い。遮光、虫除け、夏の温度低下、冬の保温、風除け等、野菜の保護と成長の調整に使う。

気相(きそう) 土壌の中の隙間にある空気の部分(c.f.液相、固相)
客土(きゃくど) 用土が野菜や花木の栽培に不適の時に、他の場所から栽培に適した用土を持ってきて入れ替えること。
キュアリング 保存性を良くする等の目的から収穫後の作物を数日干したりして乾燥させること。カボチャ、サツマイモ、ジャガイモ、里芋、長いも等。サツマイモは乾燥(キュアリング)することで、いもの表皮下にコルク細胞層ができ、病原菌の浸入を防ぐことができる。又、かぼちゃやサツマイモでは、キュアリングにより日持ちが良くなると共に、貯蔵中の澱粉が糖分に変化するので甘味が増す。
休栽期間(きゅうさいきかん) 同じ野菜や同じ科に属する野菜を同じ場所に連続して植え付けると、病害虫の発生が多くなり、作物の収穫が激減するが、これを連作障害と呼ぶ。休栽期間とはこの連作障害を避ける為に、一度作った作物を同じ場所に植え付ける場合に、間を置くべき年限(栽培を休む期間)のことをいう。休栽期間は作物の種類によって異なり1年から数年の間隔を置くことが必要となる。休栽期間の詳細は庭菜園のノウハウのページの連作についての項を参照。
共栄植物(きょうえいしょくぶつ) 一緒に植えることで野菜の生長を促進したり、病虫害から守ってくれたりする植物。共栄植物は連作障害を防止する方策の一つとして活用できる。詳細は家庭菜園のノウハウのページの連作についての項を参照。(c.f.コンパニオン植物)
切り戻し(きりもどし) 茎や新芽を切り取って、わき芽の発生を促すこと。茎数を増やしたり、花付きを高めるのに効果がある。また、茎や株が徒長したり伸び過ぎて場合に、これを仕立て直す為にも切り戻しをする。切り戻しの典型はナスで7月の終わりから8月にかけて作業することにより、1ヶ月ほどでおいしい秋茄子が収穫できるようになる。
切り戻し剪定(きりもどしせんてい) 枝の付け根からではなく先端部分だけを切ることで新しい枝の発生・成長を促す剪定の仕方。先端の若い枝にだけ実が付く種類では、果実が付く部分が枝の成長と共に、幹からだんだん遠くなるので、切り戻しにより幹の近くへ実の付く枝を呼び戻すことができる。(c.f.間引き剪定)

炭(くんたん) 稲の籾殻を蒸し焼きにしたもので、保水性・通気性に富む。土壌改良等の目的で土と混ぜて使う。

嫌光性(けんこうせい)種子 発芽の時に光を嫌う植物。大根、キュウリ等(c.f.好光性種子)。詳細は家庭菜園のノウハウのページの光との関係の項を参照。

好光性(こうこうせい)種子 発芽の時に光を必要とする植物。レタス、サラダ菜、ニンジン、紫蘇等(c.f.嫌光性種子)。詳細は家庭菜園のノウハウのページの光との関係の項を参照。
光合成(こうごうせい) 葉の葉緑体(クロロフィル)で行われる生物化学反応。光をエネルギーとし、水と二酸化炭素から炭水化物を合成し、同時に酸素を排出する。
固相(こそう) 土壌の中の固体の部分。土壌の粒子や有機物等。(c.f.液相、気相)
交配(こうはい) 雄花と雌花を掛け合わせること。人が人工的に行う人工交配と昆虫等により自然に掛け合わされる自然交配がある。雄花と雌花が違う植物(雌雄異花)では、風や人や昆虫が掛け合わせることで種ができる。一方、一つの花に雄しべと雌しべがある植物(雌雄同花)では同じ花(個体)の雄しべと雌しべが受粉する自家受粉と、違う花(個体)の雄しべと雌しべが受粉する他家受粉がある。近親交配を避け遺伝子の多様性を保つ為、多くの花が他家受粉をする。その為に、雌雄異花では、同じ株の雄花と雌花が交配しないように雄花と雌花の咲く時期をずらし、雌雄同花では、雄しべと雌しべが熟する時期をずらすといった工夫をしている。
コーティング種子(種子) 種を様々な粉でカプセル化したもの。大きさも形もまちまちな種子の一粒一粒をコーティングすることで、大きさが均一になることやコーティング無しの種子に比べ重いので、飛散しにくくになる為、取扱がし易く蒔きやすい。また、発芽も安定する。
腰水(こしみず) 鉢物の潅水方法の一つで、バケツ等の容器に水を貯めて、用土の入った鉢の底をその水に浸けて、ゆっくり吸水させる方法である。細かい種子を播いた時の潅水や、乾ききった鉢物に潅水する時に非常に有効な方法である。腰水潅水、底面潅水とも言う。
根菜(こんさい)類 地中にできる野菜。根や地下茎の変化したもので、だいこん、にんじん、ごぼう、サツマイモ等。
コンパニオンプランツ 混在して植えるとお互いに助け合って病害虫が少なくなったり、生育が良くなる相性の良い植物のことで、共栄植物ともいう。詳細は家庭菜園のノウハウのページの連作と連作障害の項を参照。

このページの先頭へ

戻る

 
 
 
 
inserted by FC2 system