菜園豆知識(あ行)

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赤玉土(あかだまつち) 黒土の下層にある黄褐色の赤土が団粒化したもの。保水性、通気性があるので、基本用土に用いる。
アオムシ モンシロチョウの幼虫で真夏の時期を除いて、春先から晩秋まで長期間に亘って発生する。特に、アブラナ科の植物が好物で葉茎を食害する。見つけ次第、手等で捕殺する。詳細は家庭菜園のノウハウのページの代表的な害虫とその予防・対策の項を参照。
アップシード種子(しゅし) 皮に小さな穴をあけたり割れ目を入れたりして、空気や水の通りを良くした種子で、病気を防ぐ為に種子消毒したものもある。ほうれん草に見られる。
アブラムシ 葉や花、芽等から汁を吸収するだけでなく、ウイルス病等色々な病気を媒介する。色々な野菜に発生し、その種類も非常に多い。非常な勢いで増殖するので、発生初期の退治が大切である。無農薬で対策する場合は、牛乳や石鹸水を霧吹きで吹きかけるとよい。詳細は家庭菜園のノウハウのページの代表的な害虫とその予防・対策の項を参照。
荒木田土(あらきだつち) 水田や川の堆積土で粘りの強い土。通気性は殆どないが、保水性・保肥性が大きいので水生植物の栽培に適している。

育苗(いくびょう) 実生、挿し木、接木等をして作った苗を育てること。
移植(いしょく) 苗を他の場所や鉢等に植え直すこと。苗床やポットで本葉5〜6枚に育てた苗等を、最終的に作付けする場所に移植する場合は、定植という。
一代交配種(いちだいこうはいしゅ) F1品種を参照。
忌地現象(いやちげんしょう) 同じ場所に連続して何年も同一の、或いは同じ科の植物を植え続けると、病害虫が増加して作物の生育が悪くなる。これを忌地現象或いは連作障害といっている。発生はマメ類やナス科、ウリ科の植物で多い。原因は(1)特定の病原菌の増加(2)養分の欠乏(3)根から出る毒素によって自家中毒を起こす等である。連作障害を無くすには計画的な作付けによる輪作が効果的。品種によって間を置くべき作付け年限がある。詳細は家庭菜園のノウハウのページの連作と連作障害の項を参照。

ウィルスフリー ウイルスを保有しないという意味で、ウイルス病にかかる可能性が少なくなる。ウイルス感染による病気は、発病すると農薬などでは治すことができず、ひどい場合には枯れてしまう。種から蒔いた場合は、害虫からの感染や遺伝的に保有するウイルスにより発病するが、茎の先端の細胞の分裂活性の高い茎頂という部分を使った、「細胞培養」というバイオテクノロジーによって作るウイルスフリー苗により、遺伝的にウィルスを受け継ぐのを防止できる。サツマイモやイチゴなどにおいて、ウイルスフリー苗が使用されている。(c.f.メリクロン)
畝(うね) 野菜の種を蒔いたり、苗を植えつける為に、一定の幅・長さ・高さで土を盛りあげたものを畝(うね)という。良い野菜を栽培する為に、畝の幅や高さは、@植える野菜の種類(乾燥を好むものや湿気を好むもの、根を深く張るものや根の張りの浅いもの、株が大きくなるものや小物野菜、密植できるものやそうでないもの等) A土壌の物理的特性(水はけの良し悪し) 等の条件によって、適切な大きさや形状にする必要がある。
畝間(うねま) 畝に作付けした野菜と隣の畝に作付けした野菜の間の距離をいう。或いは1畝と通路を合わせた幅のこと。

栄養繁殖 植物の生殖様式のひとつで、栄養生殖とも呼ばれる。無性生殖で、胚・種子でなく根・茎・葉などの栄養器官から、子孫が繁殖する。主に茎由来のものと根由来のものがあり、茎由来のものには、@「塊茎」(伸びた地下茎の先端が栄養分を溜め肥大したもの:じゃがいも) A「球茎」(地下茎の基部が栄養分を貯めて球状になったもの:さといも、くわい) B「鱗茎」(短い地下茎に、栄養分を貯めた葉が密生したもの:らっきょう、たまねぎ、にんにく等ユリ科の植物) がある。
他方、根由来のものには、@「塊根」(根が栄養分を溜め肥大したもの:さつまいも) A「横走根(おうそうこん)」(地下を水平方向に伸び、その先端や途上に地上茎を生じるもの:ががいも) がある。
栄養生殖にはその他にも、@「零余子(むかご)」:主として地上部に生じるものをいい、葉腋や花序にできる。葉が肉質となることにより形成される鱗芽(ユリ等)と、茎が肥大化して形成された肉芽(やまいも等)とに分けられる。 A「担根体(たんこんたい)」:茎と根、両方の性質を持つ器官 等がある。
栄養成長(えいようせいちょう) 種子植物が葉や茎などの栄養器官だけを分化、形成する生長のこと。体を作ろうとする成長。(c.f.生殖成長)
液相(えきそう) 土壌の中の隙間を埋める液体(水)の部分(c.f.気相、固相)

黄化(おうか) 本来は緑色の植物が葉緑素が作られないことから、黄色に変化する現象のこと。光や栄養素などの欠乏や低温、病気などにより引き起こされる。
晩生(おくて) 同じ作物の中で花の咲く時期が遅い品種。タネまきから収穫まで65〜70日を早生(わせ)、80〜85日を中生(なかて)、90〜100日を晩生と呼ぶことが多い。(c.f.早生、中生)
お礼肥(おれいごえ) 花が咲いた後や実が成った後に与える肥料。株の勢いを回復させる為に与えるので、速効性肥料が向いている。

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